「うまいもんだよカボチャのほうとう」とつぶやきながニコニコしている。何事か自分の思ったとおりに事が運んだときに、つい口をついて出る言葉(若い人はあまり言わないが・・・。)
米飯がほとんど食べられなかった甲州の庶民にとって、ほうとうは最上の日常食。しかもそれは甘いカボチャが、入れば言うことなし。
「ほうとう」は「饂飩(はくたく)」の音便。
饂飩とは何か。食の部だけで475字もある大漢和辞典によると饂飩は「餅の類。うどん。・・・」とある。
饂飩が禅僧の手により中国から日本にもたらされ、ほうとうやうどんになったものである。
ほうとうという形は武田信玄が、野戦食として用い甲州独特のものであり甲州人の誇りの郷土料理である。
甲州ほうとうは、数多くの野菜類、カボチャ、じゃが芋、里芋、白菜、ねぎ、ごぼう、にんじん、しいたけ等の、植物繊維が豊富に含まれており、美容健康食にはもちろん、ガンの予防食としても、最適の食品です。
甲州名物は、信玄さまにぶどうに「ほうとう」。
郷土料理「ほうとう」なら「小作」におまかせください。その味の中に甲州の長い歴史が息づいています。霊峰富士のもとではぐくまれたこの郷土料理、素朴な自然食の中に戦国を偲ばせてくれます。

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